「デリケートゾーンの黒ずみのせいで男遊びしてると思われそう…。」
「デリケートゾーンの黒ずみが気になって水着に自信がない…。」
デリケートゾーンの黒ずみが原因で、嫌な思いをしたり、水着に自信持てなくなったりと、誰にも相談できずに悩んでいませんか?
男性の中には、「あそこが黒ずんでいる女は遊んでいる」なんて思っている方もいるので、「そうじゃないのに!」と悩んでいる女性も多いですが、それは根拠のない都市伝説なので安心してください。
デリケートゾーンの黒ずみの本当の原因には、もっと他の要素が関わっています。
実は、デリケートゾーンの黒ずみの原因は、摩擦や刺激によるメラニンの生成、ホルモンバランスの乱れや加齢によるターンオーバーの変化によるものです。
ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ここから、少し掘り下げてデリケートゾーンの黒ずみの本当の原因や対策、多くの人が勘違いしている間違った原因についても解説していきます。
- デリケートゾーンの黒ずみや色素沈着の4大原因
- 黒ずみがひどくならないための改善策と予防法
- 疑問の多いデリケートゾーン黒ずみの原因について解説
なぜ?デリケートゾーンの黒ずみや色素沈着の原因
デリケートゾーンの黒ずみや色素沈着の原因は”メラニン”。
メラニンの生成には私たちの生活習慣が関係しており、普段何気なくとっている行動がデリケートゾーンの黒ずみの原因となっています。
その中でも特に注意が必要な4つの要因についてご紹介します。
【デリケートゾーンの黒ずみ4大要因】
✔ 下着や衣服、ナプキンによる摩擦
✔ 過度の洗いすぎや間違った洗い方
✔ 脱毛やカミソリでの陰毛の処理による皮膚へのダメージ
✔ 加齢やホルモンバランス、生活習慣によるターンオーバーの乱れ
これらが主なデリケートゾーンの黒ずみの原因といわれていますが、一つ一つ詳しくお話していきます。あなたの生活の中で思い当たる点がないか照らし合わせながらご覧ください。
1.下着や衣服、ナプキンによる摩擦
私たちは人間ですから、当然ながら毎日下着や衣服を着るわけですが、生まれたときからおむつだったりパンツ(ショーツ)をはき続けていますよね?
VIOラインなどのデリケートゾーンは皮膚が弱い部分なので、毎日はき続けてきた下着との摩擦によりダメージが蓄積され、メラニンを生成し、それが黒ずみの原因の一つとなります。
特に、女性の場合にはナプキンによる摩擦も大きな原因となるので、使い方や素材には注意が必要です。
イメージしづらい方のために一例を挙げてみます。
例えば、あなた自身でも知人でもよいのですが、メガネを常にかけている方の中で鼻の付け根の部分にメガネ跡が残ってしまっている方っていませんか?
実はこれも皮膚への圧迫や摩擦ダメージによる黒ずみの一つです。
もちろん、上記のメガネの例で黒ずみができていない方もいるわけですが、これはデリケートゾーンも同じです。
皮膚が強かったり、黒ずみ対策ができているかどうかで個人差があります。
摩擦によるデリケートゾーンの黒ずみの原因を防ぐには?
あなたが毎日着用している下着、実は黒ずみの原因になっているかもしれません…。
こんな下着を着用していませんか?
✔ 素材がナイロン、レーヨン、ポリウレタンなどの化学繊維
✔ 縫い目の部分が硬い
✔ サイズが合っていない
✔ 1年以上下着を買い替えないことが多い
上記に当てはまっていれば、下着による摩擦がデリケートゾーンの黒ずみの原因になっている可能性があります。
では、下着の摩擦によるデリケートゾーンの黒ずみを防ぐためにはどのようにすれば良いのかご紹介します。
➀化学繊維素材ではなく天然素材の下着を着用する
「下着はデザイン重視で、できれば安い方がいい!」という女性は多いと思います。
消耗品なので、あまりお金はかけたくないところですが、私たちが普段購入するような下着には化学繊維素材が使われています。
これらの素材は比較的硬いので摩擦が起こりやすく、天然素材の下着と比べるとデリケートゾーンの黒ずみの原因になりやすいです。
シルクやコットン製の下着に変えるだけでもデリケートゾーンの黒ずみの改善や予防につながります。
➁シームレスなどの無縫製タイプ(縫い目がない下着)を着用する
下着は縫い目があるものがほとんどですが、縫い目があると厚みや硬さが出るために摩擦を起こしやすくなります。
デリケートゾーンをはじめ、お肌への摩擦や刺激を減らすために、シームレス(無縫製タイプ)の下着があります。
また、タグ部分にも縫製処理のない完全無縫製のショーツやブラも販売されていますので、そういった下着を着用することでも黒ずみの原因を防ぐことができます。
特に、ユニクロから発売されているシームレスショーツは人気で、下着のラインが響かないだけでなく、黒ずみやムレ防止にもつながると評判です。
ヒップハンガーやビキニタイプと種類も豊富で、価格帯が安いのも特徴です。
カラーに合わせてブラとのセットアップも可能ですが、オンラインショップでは非常に品薄状態なのでこまめにチェックしてみてくださいね!
➂定期的にサイズを計り、合った下着を着用する
先ほどのメガネの例でもご紹介したように、肌が圧迫され続けることでも黒ずみの原因になります。
体のサイズは1年も経つと変化しやすいですし、年齢とともに体型は変わるので、サイズが合っていない下着を着用しているとデリケートゾーンの黒ずみの原因になりかねません。
2年も3年も下着を買い替えないという女性は少なくないですが、節約よりも長い目線での美の意識を持って、最低でも1年に1回はサイズを再計測して下着を買い替えるようにしましょう。
運気アップにもなるといいますし、気分も変わりますよ♪
ナプキンを変えてV・Iラインなどのデリケートゾーンの黒ずみの原因を防ぐ
下着もそうですが、女性にとって生理用品も欠かせないものですよね。
月に一度、1週間程度の使用ですが、初潮から計算すると、肌に蓄積されてきたダメージは非常に大きいです。
ナプキンの肌に触れる部分には石油系の素材が使われていることが多く、さらに、漂白されているため、デリケートゾーンのように肌の弱い部分にとっては天敵だといえます。
また、吸収する部分については、高分子吸収材やポリマーといった石油由来原材料の化学物質が使用されており、経皮吸収率が高いといわれる性器部分には好ましくないとも言われています。
【経皮吸収率】
腕の吸収率を1とした場合、足の裏0.14、手の掌0.83、背中1.7、頭部3.5、脇の下3.7、おでこ6.0、頬13・0、男性の陰嚢42・0、女性の陰部50.0、というデータがあります。注目すべきは陰部で、格段に高い吸収率を誇ります。
引用:経皮毒について考える
では、ナプキンによるデリケートゾーンの黒ずみの原因を予防するにはどうすればいいのかご紹介します。デリケートゾーンの黒ずみだけでなく、経皮毒リスクを回避することにもつながります。
➀布ナプキンを使用する
布ナプキンはあまり馴染みがないかもしれませんが、素材が綿(コットン)でできているためお肌に優しいというのが最大のメリットです。
【布ナプキンのメリット】
1、いやなニオイがない
2、お肌にやさしい
3、生理痛がやわらぐ、周期が整う
4、買い置きしなくていい
5、ゴミが出ない
6、長い目で見るとオトク
7、自分の体を大切に思える
ただ、こういったメリットとは逆に、多い日には漏れる可能性があるというデメリットもあります。多い日用に作られた布ナプキンもあるので各取り扱い店にてご確認ください。
➁ノンポリマーやコットン素材などのオーガニック系ナプキンを使用する
「布ナプキンではどうしても不安…」「黒ずみだけでなくナプキンによるムレやかぶれも気になる…」という方にはオーガニックのナプキンがおすすめです。
ゴワゴワした感じや擦れた感じがせず、肌触りや付け心地が良いので、生理中のあの不快な感じから解放されます。
オーガニックナプキンの最大のメリットはデリケートゾーンのひだ部分(小陰唇)やその外側(大陰唇)への刺激が少ないということです。
先ほどお話した、吸収剤が含まれないノンポリマーのナプキンもあるので、オーガニックナプキンに変えるだけで黒ずみだけでなく、デリケートゾーンのトラブルの原因解消になります。
2.脱毛やカミソリでの陰毛の処理による皮膚へのダメージ
デリケートゾーンの陰毛処理やムダ毛処理について、脱毛サロンに行ったり、もしくは自分で電気シェーバーやカミソリを使って剃っているなど、お手入れをしている方も多いと思います。
デリケートゾーンのムダ毛処理方法によっても黒ずみの原因になるので注意が必要です。
レーザー脱毛やフラッシュ(光)脱毛がデリケートゾーンの黒ずみの原因に?
脱毛サロンやクリニックで行われる施術方法は、レーザーや光を使ったものがほとんどです。
これらは、毛母細胞や毛乳頭の黒いメラニンに熱を照射することによって組織を破壊するしくみなのですが、黒ずみがあると脱毛施術を断られるケースがあります。
なぜかというと、皮膚の黒ずみに反応して火傷してしまうリスクがあるからです。
ということは、脱毛をするつもりだったのに、皮膚の奥にメラニンが溜まっているとレーザーや光の刺激によって、デリケートゾーンの黒ずみの原因になり得るということです。
デリケートゾーンの脱毛自体が良くないというわけではありませんが、施術を受けた後は軽いやけどを起こして、それが黒ずみの原因になる場合もあるので、保湿クリームを塗るなどといった正しいアフターケアを行うことが大切です。
カミソリでの陰毛処理がデリケートゾーンの黒ずみの原因にならないために必要なこと
脱毛だと費用もそれなりにかかりますし、自宅で手軽にできるため、カミソリでムダ毛処理を行う方は多いと思います。
この、カミソリでのムダ毛処理は、肌への刺激が強いために特に注意が必要です。
カミソリは毛を剃る物ですが、同時に皮膚の表面も少なからず削ってしまいます。メラニンはこういった刺激によっても生成されるため、黒ずみの原因になる可能性があります。
カミソリでのムダ毛処理をする場合には、皮膚へのダメージを減らすために以下のことに気を付けてみてください。
- 4~5枚といった刃が多いT字カミソリを使う
- 力を入れすぎない
- 蒸しタオルで温めてから剃る、もしくは入浴時に剃る
- シェービングクリームやジェルを塗る(ボディーソープで剃らない)
- 逆剃りせず、毛の流れに沿って剃る
- 保湿クリームなどでアフターケアをする
少し面倒に感じますが、黒ずみだけでなく、カミソリ負けによるかゆみやかぶれといった肌荒れ対策にもなるので実践してくださいね。
3.過度の洗いすぎや間違った洗い方
特に、デリケートゾーンの臭いが気になるという方に多いのですが、洗いすぎてしまうことも黒ずみの原因になります。
洗うこと自体がデリケートゾーンの黒ずみの原因に直結するわけではありませんが、なぜなのか詳しく見ていきましょう。
タオルでこするように洗うのはNG!泡で優しく!
デリケートゾーンは手で洗うという方が多いとは思いますが、それでもついついタオルでゴシゴシ洗うという方はいらっしゃいます。
あなたは大丈夫ですか??
デリケートゾーンに限ったことではないのですが、お肌には自浄作用(自力できれいにしようとすること)があるため、強く擦る必要はありません。
ひと昔に比べると、『優しく洗う』ということの重要性は浸透してきているように感じますが、擦りすぎると肌の表面を傷つけてしまうので気を付けましょう。
顔を洗う時と同じ要領、同じ意識で、泡で洗うような感覚で洗ってください。
ビデの活用、トイレットペーパーは抑えて水分を吸わせる感じで
あなたはトイレに行ったときにビデを使いますか?
ビデの使用に関しては衛生面で賛否両論あるのですが、トイレットペーパーで何度も何度も拭くくらいであればビデを使った方がお肌には優しいです。
ビデの付いていない便座の場合には仕方ありませんが、いずれにしてもトイレットペーパーで拭きすぎることは避けるようにしてください。
摩擦は黒ずみの大きな原因の一つです。
ビデを使うにしても使わないにしても、トイレットペーパーは上から抑えるようにして、水分を拭き取るのではなく、吸わせるイメージを心掛けましょう。
デリケートゾーン用ワイプシートやウェットティッシュの使い過ぎには注意!
こちらに関しても、生理中をはじめ、デリケートゾーンの臭いやおりものが気になる方に多いのですが、デリケートゾーン用のワイプシートやウェットティッシュの使い過ぎも良くありません。
トイレットペーパーと同じように、擦ることで肌にダメージを与えてしまいます。
また、商品によってはアルコール成分が含まれたものもあるため、デリケートゾーン周辺が乾燥し、黒ずみが起きやすい肌環境になってしまいます。
デリケートゾーン用のワイプシートやウェットティッシュを使う場合には、オーガニックのものや、美容成分の入ったものを使うようにしましょう。
4.加齢やホルモンバランス、生活習慣によるターンオーバーの乱れ
お肌が生まれ変わっていくことをターンオーバーといいますが、一般的には28日周期といわれています。
このターンオーバー、黒ずみの原因であるメラニンも同時に排出していくのですが、加齢やホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れによって周期が変化してしまいます。
普通に生活していても、30代~40代になるとターンオーバーが45日程度かかるようになり、遅くなった分、メラニンの残留率も高くなってしまい、結果として黒ずみやすくなります。
ターンオーバーは加齢だけでなく、ホルモンバランスや生活習慣の乱れによっても変化するため、20代でも周期が遅くなってしまう場合があります。
例えば、以下のようなことがありませんか?
✔ 夜更かしが多い
✔ 偏食や好き嫌いが多い
✔ ストレスが溜まっている
✔ 運動不足
✔ カフェインの摂取が多い
これらはターンオーバーだけでなく、生理不順やPMSにも影響します。
できることからで良いので、改善していくと黒ずみ解消だけでなく、女性特有の不調の改善にもつながります。
生まれつきでのデリケートゾーンの黒ずみはある?
「デリケートゾーンの黒ずみは気付いた時にはすでにあったかも?生まれつきかな?」
ふとそう思うことがあるかもしれませんが、ここまでもお話してきたようにデリケートゾーンの黒ずみはメラニンが直接的な原因で、そのメラニンが生成されるのは主に刺激や摩擦です。
ただ、女性器のひだ部分(分かりやすく言うとビラビラ部分)に関しては、肌質などによって生まれつき色が黒っぽいことがあります。
また、思春期以降のホルモンバランスの変化や、妊娠・出産で黒っぽくなることもあります。
このひだ部分は唇と同じように、粘膜組織が外に出ている器官です。
ですから、唇の色をピンクにする方法があるように、ひだ部分をピンク色にすることは可能です。
食べ物や食生活がデリケートゾーンの黒ずみの原因になることはある?
食べ物や食生活がデリケートゾーンの黒ずみの直接的な原因になることはありません。
ただ、食べ物や食生活の乱れによってホルモンバランスが崩れ、それがお肌のターンオーバーに影響を及ぼし、結果的に黒ずみの原因になってしまうことは考えられます。
黒ずみだけでなく、健康面で考えても食事に気を付けることは大切なことなので、バランスの取れた食事や無理な食事制限には注意しましょう。
セックスやオナニーはデリケートゾーンの黒ずみの原因にならない?
「遊んでいる女はあそこが黒い」
という話を聞いたことがある方は多いと思いますが、セックスやオナニーが黒ずみの直接的な原因になることはありません。
他の女性と比べる機会がないので、なかなか相談できなかったり、自信を持てなくなってしまいますが、毎日オナニーする人でも黒ずんでいない方はいます。
逆にオナニーはしないし、セックス経験も少ないという方でも黒ずんでいる方は黒ずんでいます。
繰り返しになりますが、Iラインや女性器のひだ部分を含むデリケートゾーンの黒ずみの原因は、摩擦や刺激、ホルモンバランスの変化や加齢によるものです。
オナニーのやり方によっては黒ずみの原因になることも?
少しエッチな話になってしまいますが、大切なことなので聞いてください。
オナニーの場合、直接手で触れれば影響は少ないですが、下着の上から激しく擦りつけるようなことが多いと黒ずみの原因になり得ます。
下着との摩擦の影響によるものですが、程度や回数が多すぎるとお肌へのダメージも多くなるので気を付けるようにしましょう。
デリケートゾーンの黒ずみを早く治したい!という場合
ここまで、デリケートゾーンの黒ずみの原因や自分でできる対策についてお話しました。
ご紹介した点に関して、改善していけば自力で黒ずみを解消していくことも可能ですが、時間がかかりますし、それはちょっとできないと思われる部分もあるかもしれません。
「もっと早くデリケートゾーンの黒ずみを治す方法はないの?」
というあなたへは黒ずみ専用クリームがおすすめです。
市販や通販でも様々な商品がありますが、おすすめの黒ずみ専用クリームや商品の選び方については、デリケートゾーンの黒ずみケア用クリームおすすめランキング!の記事で詳しくご紹介していますので是非ご覧ください。
